pipでライブラリをインストールする際バージョンを指定することができます。
例えばDjangoのバージョン3.2.5をインストールする場合は次のようにします。
pip install Django==3.2.5
何も指定しなければ最新版がインストールされますが、安定版の中での最新版をインストールしたいことがあります。
例として、Djangoには現時点で最新版は4系以上が存在しますが、3.2系の中の最新版をインストールしたいとします。ただし、3.2系の最新版が3.2.1なのか、3.2.20なのかなどはわからないとします。
こんなときに手軽に確認するには次のようにします。
pip install Django==
このコマンドはバージョンを指定していないのでエラーがターミナルに表示されます。
エラー内容は
「バージョンを指定したいならこの中から選んでください。」
というような感じです。

そのエラーをよく見ると、今回知りたい3.2系の最新版は3.2.13であることがわかります。

インストールするバージョンがわかったのであとは次のようにインストールすればOKです。
pip install Django==3.2.13